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チルド醤油の秘密

「チルド醤油」っていうのは、当社が考えたアイデアなので
当然、今までの我々醤油の業界には無かった商品なんですよね。

少しでも醤油の鮮度が良い状態のまま、お客様に召し上がっていただくことが
より美味しい醤油を体感していただける最良の方法ではないかと考え
作りたての醤油を冷却し保存し、その状態のままお客様へ販売する「チルド醤油」の方法に
至った訳ですが、

この『冷却したままの状態でお客様の手に渡るようにする』っていうことが、 一見簡単な事のように思えたのですが、 なかなかスムーズに事が進まず、苦労しました。

まずは、温度の問題。
醤油は蔵の中で、天然醸造のため温度管理はらしい事は、行っていませんが、職人が絶えず見てもろみの管理をしています。

しかし仕込みは、冬期にし、春、夏を迎え徐々に温度を上げていき一番良い条件を作ってやります。
一年半くらい寝かせます。

絶えずこの蔵(樽)の中では、
発酵を繰り返し、言わば醤油は生きたままの状態なんです。

もろみの搾りの時期を迎え生醤油を取り出したらすぐに製品に仕上げ、 およそ5~12℃で保存しています。
なので、 当社の在庫も実は、冷蔵庫で12℃で管理しています。

 

次に容器。
最近では、ペットボトルの醤油が増えてきていますが、
チルド醤油は「鮮度を維持したい!」というのが目的ですので
酸素を通してしまうペットボトルでは酸化が早くなってしまうんですよね。
なので、やはりここでもビンにこだわりました。


そして、流通・販売の問題。
流通もクール便で送らなくてはならなくなりました。
今までの配送コストから考えると、クール便によって運賃が高くなる事が少し悩みのタネですかね。

あと、 バイヤーにも、醤油って通常「ドライ(乾物)部門」なのですが
チルドになると「生鮮部門」になるので、 当初、商品案内にも戸惑いました。

でも、
チルド醤油=美味しい醤油ってお客様が思っていただければ
悩みながらチャレンジしてみて良かったなぁ~って思います。

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