教室レポート

北海道帯広にて 木村塾 オーガニック原料でMy醤油づくり

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開催日 2019年7月27日
教室内容 醤油づくり

こんにちわ!丸新発酵蔵部の宮本です。

7月6日、7日は北海道帯広市の十勝ヒルズにて

「木村塾 オーガニック原料でMy醤油づくり」でした。

無肥料自然栽培の材料を使った醤油づくり教室を開催させていただきました。

この日の材料は当社の人気No.1商品である魯山人醤油の原料と同じ、折笠農場さんの大豆「大袖の舞」と小麦「ハルキラリ」。

それに当社で麹菌をつけて醤油の麹にしたものを使って仕込む、贅沢なお醤油のワークショップです。

開催場所は前回と同じ「十勝ヒルズ」さん。食と農のテーマパークで、時間がゆっくり流れるとても素敵な場所です。

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この日のワークショップも最初の1時間は

木村秋則自然栽培研究会北海道の会長である折笠農場の折笠健さん、

木村秋則さんの一番弟子で十勝千年の森や十勝ガーデン街道を手掛ける林克彦さん、

そして、当社5代目社長である新古敏朗による 木村塾の醤油づくり 事の起こりのお話です。

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そして、そのあとはみんなで醤油の仕込みを行います。

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これで仕込みは完了です。

教室の会場は去年と同じ十勝ヒルズさんの「がくや」でした。

6日に、55名 7日66名 2日間で121名の方にお越しいただきました。

参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

リピーターの方、札幌から駆けつけてくださった方、家族連れで参加してくださる方もいらっしゃいましたね。

毎年、これといったトラブルもなく無事に教室を二日間開催することができるのも、準備を入念にしていただいている十勝の方々のおかげです。

招いてくださる北海道のチームの皆さまは、本当に元気で活気のある心強い方ばかりです。本当にありがとうございました。

今年のお醤油も美味しく仕上がりますように!

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せっかく北海道に訪問したので、当社の「魯山人醤油」の原料を栽培してくださっている

帯広市の折笠農場様、芦別市の太田農園様にもお邪魔しました。

当社では、上記の「大袖の舞」と「ハルキラリ」、そして「ゆめぴりか」というお米で

「魯山人醤油」という無肥料自然栽培の材料で仕込んだ醤油を作っています。

北大路魯山人にちなみ、毎年3月23日の魯山人の誕生日に22000本のみの限定生産として販売しています。

この特別な醤油の材料は、折笠農場様と太田農園様で肥料、薬を使わずに自然の力で育てられたものです。

決して安くないのですが、当社で一番人気を誇る醤油です。

この醤油の原料はどうやって、肥料も薬も使わずに育てることができるのか、農場にて折笠さんが丁寧に教えてくださいます。

折笠さんのお話はこちらの記事に掲載しておりますのでこちらをご覧ください。

北海道十勝ヒルズにて木村塾 無肥料自然栽培の材料で醤油づくり

折笠さん!お世話になりました!

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ちなみに、この巨大な車両は小麦の収穫用です。

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こちらは数年ぶりに訪れる太田農園様です。

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太田さんが使用している水は山の栄養が豊富な雪解け水。

とてもきれいな水で、このようにすくいあげた泥も泥の嫌なにおいというものがありません。

水も土もとても良い香りがして、小さなホタルも生息しています。

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太田さんの育てた「ゆめぴりか」はそのまま食べても驚くほど美味しく、醤油に使うには本来もったいのないお米です。

供給してくださるのは本当にありがたいことです。

田んぼの畔でハーブを栽培しており、これが虫除けになっているというお話も伺いました。

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三町分の田んぼでは、田植えをしてから1カ月半で5回ほど除草機をかけます。

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これで雑草を小さなうちにひょいっと引き抜きます。水田ですので、雑草は水に浮いてそのまま枯れます。

これを三町分を5回も畑に入って除草するので大変な作業の量です。

ちなみにこちらが旧式の除草機。

シャベルが2つ並んでいるような形です。この間に稲の列が通るように動かすと、周りに生えている雑草がひょいっと引っこ抜かれるんです。

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太田さん、色々なお話をありがとうございます。お世話になりました!

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私たちが仕込む醤油の材料がどういう風に育てられているか、実際に触れることはとても大事なことです。

栽培してくれている農家さんのお話を聴くと、より一層原料と大事に関わろうという気持ちが生まれてきます。

今回こんな素敵な場所での教室を計画していただいた十勝の方々、

そして、参加してくださったたくさんお客様、本当にありがとうございました。

私たち湯浅醤油有限会社にとっても、本当に素敵な思い出になりました。

以下従業員の西浦、中西、鳥淵のレポートです。

【西浦】

・太田農園様にて

農薬を使用せずに育てるのでこまめに除草機をかけて他の雑草を取り除く必要があるとのこと。

畑と畑の間にミントを植え、 虫除けにしているそうです。

他にも虫除けに役立つらしいハーブを3種植えているそうです。

無農薬栽培を推進しているため、近隣の他の方の畑への配慮が必要なので田んぼは隔離された場所にあります。

畑は収穫後3年休ませ、別の作物を作り地力を蓄えている。

自然とうまく付き合って真面目にまっすぐ農業に向き合っている職人を見ることが出来ました。

・十勝ヒルズでの醤油づくり体験にて

参加者は 小さい子供さんから年配の方まで 数多くの方が参加いただきました。

お手伝いは、チラシ配り、参加者の手伝い、ゴミの回収などのお手伝いさせていただきました。初めて参加の方から数回参加されている方など多種多様でしたが、皆さん真剣に話に耳を傾けていました。醤油かすの再利用できゅうりにもろみをつけて試食が配られました。

・折笠農園様にて

無農薬無肥料をはじめるための土壌を作るのに5~6年必要だったそうです。

生産者は通常、育てた作物がどこに収められているのかはわからないけれど、今この畑から取れる作物は来年当社に納品されて醤油の原料になる!

生産者と加工業者がともにお客様を想像できることが以下に大事か考え、地域振興をしながら美味しいものを届けています。

折笠さんは新古社長が小学校で醤油づくりをしていることを知り、感化され地域振興やりたい!と感じたそうです。

最初は新古社長が来ないと誰も教えることはできないと思い、お願いをしたところ快諾いただき今に至っています。

地域振興とはまず地元を知ることからはじめて愛着をもつことだとおっしゃっていました。

北海道は敷地の広大さだけではなく、人の心のゆとりも広大だと感じました。

2泊3日スケジュールがみっちりでしたが、地域振興の手助けに少しでも参加できて良かったです。

【中西】

3日間北海道に行かせてもらって、普段、和歌山で見る事の

出来ない景色を見る事ができた。

生産者様がどんな思いで作ってくれて、どんな苦悩があったかなども聞けたし、何気なく仕上げている醤油であったが、原料生産者有っての湯浅醤油と言う事が理解でき、湯浅醤油に関連する他企業との関係性を知る事ができた。

今回、仕事でこのような場面を設けて頂いてありがとうございます。

【鳥淵】

北海道出張を通じてこれからの自分にとって確実にプラスになる経験が出来たとともに、これからの課題が分かりとても勉強になった。

生産地の規模はとにかく広大で豊かで圧倒された。土地が広大と言う事もあり、農業用機械車両がとてつもなく大きく迫力がすごかった。

生産地の特徴で感じた事は、有機栽培の土地はとても美しく穀物そのもの自体が美しかった。なにより安心・安全・良質に思えた。

自然栽培の畑や土地は全体的にとても少なく、そのような所を視察できとても貴重な経験となった。

 

原料を供給してくださる生産者様の話を聞くなかで、十勝のプライドを持って、安心で安全な美味しいものを作る熱意や心構えを感じることができた。

魯山人の原料生産者の折笠さんは、魯山人醤油があるから供給先やその先の消費者をイメージでき、モチベーションになっているとおっしゃってくれた。

改めて、生産者様との信頼関係を感じたし、生産者様の熱意や心構えを引き継いで安心で安全で美味しい醤油を造らなければと思ったし、湯浅醤油にはその責任が有ると思った。

今回、仕事でこのような場面を設けて頂いてありがとうございます。

鳥淵

湯浅醤油有限会社|世界一の醤油をつくりたい