教室レポート

有田市立初島小学校にて豆腐づくり

DSC09359
開催日 2019年1月16日
教室内容 豆腐づくり 食育

こんにちわ!丸新発酵蔵部です。

昨年は大変お世話になりました。

2019年もよろしくお願いします。

さて、2019年の初教室は、有田市立初島小学校にて豆腐づくりでした。

この日はよせ豆腐づくり。

豆腐づくりの授業をするのは約一年ぶりだったもので

ちょっと緊張気味…。笑

DSC09422

 

授業が始まったらまずは豆腐は何からできているか質問してみます。

材料についてはみんな知っていたようです。すごいね~!

 

三年生は国語で「すがたをかえる大豆」というお話を授業で学び、その時に大豆から作られる食べ物について調べます。

大豆から作られる他の食べ物についても質問してみたけど、味噌、醤油はもちろん、納豆、きなこ、もやし等たくさん出てきました。

醤油・味噌屋としては材料を知ってもらえているとなんだか嬉しいところがあります。

DSC09357

材料の説明が終わったら、実際に豆腐を作っていきます。

豆腐の材料は大豆とにがりと水です。

大豆をすりつぶして、豆乳にしたものをにがりで固めると豆腐になります。

 

今回使用する大豆は北海道の折笠農場さんが育ててくれた「大袖の舞」。

無肥料無農薬、土の力だけの自然栽培のもので当社の魯山人醤油にも使用しているちょっと特別な大豆です。

そのまま食べても甘味とコクが深いのにすっきりとした香りがとても美味しいです。

DSC09362

そしてもうひとつは、初島小学校の3年生が理科の授業で育ててくれた大豆。

初めて使う大豆なので、どんな味のお豆腐になるか楽しみ!

DSC09359

一晩水に漬けておいた大豆をお湯と一緒にミキサーにかけます。

どろっとした呉(ご)ができます。

生の大豆を食べるとおなかを壊してしまうから、この状態ではまだ食べることが出来ません。

大豆は豆の種子です。

自身が成長するための栄養がたっぷりつまっていて、それは他の生き物にとってもごちそうです。

種子は他の生き物に食べられないように厚くて固い皮や、毒になる成分等で身を守っています。

だから大豆は生で食べないでくださいね。

 

次は、呉(ご)をさらし布で搾り、豆乳とおからに分けます。

力の必要な作業ですが、みんなとっても頑張ってくれました。

豆乳と、こんなにたくさんの量のおからが出ます。

豆乳は一度沸騰させたあと、煮詰めます。

もうここからは味見しても大丈夫。おからも炒ると美味しく食べられます。

生のままでは食べられない大豆ですが、きちんと火を通せば有毒な成分がぐんと少なくなります。

さらに加工したり発酵させたりすると、毒はほとんど消えます。

火を通したり、加工したりすることで、人体にとって害になるものが消えて良い成分が残るのです。

 

豆乳を煮詰めたら、にがりを入れて「寄せ」の作業をします。

海水から塩をつくるときに、余剰なミネラルを含んだ苦い水分が出ます。これを「にがり(苦汁)」といいます。

にがりの成分である塩化マグネシウムは、豆乳を固める性質があります。

温度をあげた豆乳ににがりを入れると、3秒位で固まり始めるので一瞬が勝負。

にがりを入れてかき混ぜ、豆乳の流れをしっかり止めます。

 

ふたをしたらあとは待つだけ。この間におからを炒ったり、お片づけをしたりします。

できたてのおからを炒るととてもいい香りがします。

香ばしいので「パンケーキみたいなにおいがする。」という児童もいます。

 

20分ほど待てば、豆腐の出来上がり!

当社のお醤油をかけていただきます。

 

みんなが理科で育てた大豆から作ったお豆腐はよせてから一度崩し、再度固めて木綿豆腐にしていただきました。

寄せ豆腐とどっちの方が美味しかったか聞いてみたけど、「両方美味しい」という子が圧倒的に多かったですね。

初めての豆腐づくりで美味しく楽しんでいただけて本当何よりです。

前よりも少しお豆腐が好きになってくれたら嬉しいな~と思います。

湯浅醤油有限会社|世界一の醤油をつくりたい