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湯浅醤油 「魯山人」 渾身の新発売!! きっかけ編 ①

2012年3月21日

5年間かかった~~~~




  やっとこの日を迎えることができました。


    ブログにどれだけ書こうと思ったか・・・


      書きたかったが、秘密裏に進めてきました。  



懇親の逸品です。







    湯浅醤油 「魯山人」! 






  恐れ多い名前を頂きましたこの醤油、長い道のりでした。


始まりは、一本の電話からです。


人づてで、松岡さん(魯山人倶楽部代表)からでした。

 

「魯山人の醤油を造って欲しいんや!」



とのことでしたが、突然の事で何が何だか分からなかった所から始まります。


「魯山人倶楽部」は、魯山人の子孫である北大路家との関係も深く、40有余年に亘り、

魯山人の美の世界を織り出した“きもの魯山人”を西陣(京都)より世界に発信してきました。

代表を務める松岡淑朗は、魯山人の着物を継承するだけでなく、公私に亘り、

北大路家を支え続けています(魯山人の実娘・北大路和子さんからの感謝もあり)。

「器は食のきものです」と詠った魯山人の意思を継承し、着物デザインにその美を追求し続けてきました。
そして魯山人が莫大な数にのぼる陶芸品を贈呈したというロックフェラー一族を

含めて、色んな場所にその着物作品を出しています。

また、日本各地の魯山人作品を所蔵する美術館やコレクター、料亭などとも関係を深めるだけでなく、官公庁とも文化・食振興等で協力しています。

 様々な活動を行うにつけ、魯山人が追求した美食が昨今は薄れているように思い、

もう一度、ものごとの本質に立ち返り、日本文化を探求する心を啓蒙するためにと、


4年前に「有限会社 魯山人倶楽部」を設立しました。

 あの、人気番組だった、「料理の鉄人」も松岡さんが動いていたと聞いています。

世界一の醤油をつくりたい 湯浅醤油有限会社 社長 新古敏朗のブログ-北大路手紙

この手紙に書いてある醤油差しが、唯一北大路魯山人さんが、最後の病床まで共にした

  唯一の持ち物だったのです。(遺品)

以前 私のブログでもご紹介したことが有るのですが、まさにそれなんです。

これに入れるにふさわしい醤油を造ることが課題として突きつけられたのです。



ここから始まった「魯山人醤油」計画


魯山人さんが無くなって50年の月日が経ち(今年で53年)彼を知る人も少なく


私は、一体何をしたらいいのか考えました。

美食家で知られた魯山人さん 数々の伝説を残していますが、

彼が生きていた頃のこだわりの食材で彼の好みのしょうゆで

もっと美味しく、造るにはと考えました。

最高の醤油をどう造るか?


答えは、今この世に無い醤油を・・・

やがて製法とアイデアが浮かびました。

まず、原材料ですが、もちろん無農薬の大豆と小麦

製法は、魯山人さんにちなんでうす口にしました。

昔のうす口醤油の製法では、うす口しょうゆに米を入れていたので無農薬の米を使用

塩は、もちろん日本の海水の塩を使う事

美味しい醤油を造ることが目標でしたので、

醸造期間を少し長めいにし、熟成させ旨味を出し切る事にしました。

少し色は、犠牲になりますが、味をたまりのように濃厚にしたかったのです。


どうですか?



想像し下さい・・・・・・











製法は、うす口 (魯山人さんは、うす口醤油を珍重していた)

   色は、こい口醤油 (うすめの濃口)

     味はたまりを超える

       それでいて素材を、活かす醤油

          香りは芳醇大吟醸





    どうですか?





私が、美食家なら黙っていません!


どんな味か!食材に合わしたくなるのでは・・・・

 


3月23日発売です。(魯山人の誕生の日)
 

購入は、東京銀座 松屋、 福岡大丸、 広島福屋百貨店  丸新本家 HP


    http://www.marushinhonke.com より購入できます。

 


湯浅醤油(有) http://www.yuasasyouyu.co.jp  新古敏朗でした。

湯浅醤油有限会社|世界一の醤油をつくりたい