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世界一の醤油をつくりたい理由

2014年4月3日

湯浅醤油(有)、丸新本家の新古敏朗です。

なぜ、湯浅醤油有限会社は、「世界一のしょうゆをつくりたい」という言葉を掲げているのか?!

この言葉を見て訪ねてきてくれるお客様や取材のレポーターさんからよく質問されます。
その理由は、大きく2つ有ります。

1、和歌山県湯浅町は、日本の醤油の発祥の地であることから
日本で一番古い歴史と湯浅醤油に対するお客さんの期待から
「湯浅の醤油は絶対においしいのがあたりまえ」ぐらいに期待がかかっている事。
これは、外的要因で湯浅醤油(有)は、ナンバー1で日本一である事、それは
「世界一」であることが必要だということ

2、祖父(おじいちゃん)から受けた影響
私は、新古家の長男に生まれ物心のつかない小さい頃から、
祖父は、日頃から「敏朗、何でも一番にならなあかんど!」って聞かされていました。
当人の祖父は、朝4時頃から起きて、地域で一番で店をOPENしたり、
(近所の魚屋よりも早く店を開けていました)
心臓が悪かったのですが、病院に行くときも順番も1番をとるために、
早朝の5時や6時に出て行ったり、 小さ事でも1番を好み 自分で競争相手を選んでいました。
そして、私に今日も1番だったと自慢するのです。
その当時の子供の私は、病院や開店の時間など1番の意味が何なのか分かりませんでしたが
仕事をしていくうちに 1番と2番は、天と地位違うことを思い知らされました。
たとえば、「富士山」は1番高い山ですが、
2番目に高い山が「北岳」ということを知っていますか?
琵琶湖は、1番の湖ですが、2番が霞ヶ浦(茨城県)です。
しょうゆも1番にならないと2番は無いと考えるべき事で、
どうしたら1番の醤油や金山寺味噌ができるのか考えることになっていきます。

これは、生産量や事業規模では無く、そういう品質の商品をつくる事とその姿勢。
一番大事なのは、私が常に1番の醤油や金山寺味噌をいつも追い求める気持ちが大事であり
その方向に向いているということです。
他人が何と言おうと私は、1番の理由をいくつも持ち歩いています。
少なくとも、しょうゆと金山寺味噌は、誰にも負けないと常に思いながら、
負けたら追い越す事を課題とします。
でも、まだまだ「おいしい醤油」はつくれると思い満足しない気持ちを持ちながら
天狗にならないで常に前向きで行くと決めています。

歴史と伝統にあぐらをかいてしまったり 本来するべき仕事をしないで
しょうもない(つまらない)醤油を売ってしまわないように
「世界一のしょうゆをつくる」必要が生まれてきます。

伝わりましたでしょうか?

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