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船井総合研究所に講師として参加   2010年11月20日

2010年11月29日

船井総合研究所から講演の依頼が有り、大阪に行ってきました。


フードビジネス通販戦略研究会

http://www.funaisoken.co.jp/site/study/mfts_1231180294_0.html

世界一の醤油をつくりたい 湯浅醤油有限会社 社長 新古敏朗のブログ 世界一の醤油をつくりたい 湯浅醤油有限会社 社長 新古敏朗のブログ


何で私が呼ばれるのか不思議に思い聞いてみると、マスコミ露出度が圧倒的に多い醤油屋さんだと教えていただきました。

もう一つ「商品開発についての話」です。



どうして、そうなったのか話をして欲しいということでした。



何故か?




私も深く考えたことは無かったのですが、思い起こせば、毎週のように取材が来ている事に気がつきました。

新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど多方面から取材を受けています。


ブログやHPにも紹介させていただいていますが、半分くらい掲載がやっとで追いついていないのが現状です。




湯浅醤油有限会社の考え方には、「世界一の醤油をつくりたい!」と思いを看板にしています。

そのため、海外のトップシェフ達にも今では、使っていただけるようになりましたが、当然最初は、

小さい醤油メーカーでしかありませんでした。


私が、代表になった時には、世界一小さい会社だと思っていました。

なんといっても売り上げも 1年間で400万円しか無い会社だったのです。

従業員も無いほどの会社です。


でも、そのときから 和歌山県湯浅町(しょうゆの発祥の地)の誇りと文化を伝えたいと考えていました。

その当時から、日本はもちろん食のヨーロッパフランスのシェフと経済のアメリカ(ニューヨーク)に

湯浅醤油を伝えたい。ニューヨークタイムズに載せたいと言っていました。


そんなこと誰も耳を傾けてくれる人は居ませんでしたが、思うのは本人の勝手でしたのでとにかく

話をしていました。



しかし、湯浅醤油には、「生一本黒豆醤油」という素晴らしい商品を持っていましたので

この商品の良さは、必ず分かってもらえると信じて頑張ってきました。


この「生一本黒豆醤油」は、本当に素晴らしい商品です。

当時、日本で有名な醤油を取り寄せ、味見したり、分析機関に依頼して味の数値を調べた事が有ります。

濃い口醤油の中では、ダントツに数値が高かったからです。

通常、醤油を造っても、規格値というのがあり、最高グレードの規格値に達していたら各メーカーは、

塩水で薄めて調整します。

でも、この「生一本黒豆醤油」は、原液そのままで出していました。(今でも)http://marushinhonke.com/SHOP/157731/list.html

通常は、特選しょうゆならその数値をクリアーしていたらOKなので、そこまで希釈してわざわざ味を

落としてしまっているのがメーカーのお決まりです。

その方が、たくさんの醤油が取れるので、儲かるからです。当たり前ですよね!


でも、私は逆でした。

ワインのように、その年々によって味が違っても、最高の物を出すことに意義が有るからです。

「今年のは、味が良いが、香りがちょっとな~」 それも醸造のすばらしさだと思っています。

だから、調整しないそのままの味を伝える、その良さを知ってもらう!これで良いのではと今でも考えています。



すこし期間をおいて、気づいてくれる人が少しずつ増えてきました。

口コミで、噂になりTV等に次第にとりあげてくれるようになっていったのです。


世界に伝えるためにも、外に情報を発信し

モンドセレクションで最高金賞を頂き、世界にも通用する賞品だと認識していただいたりもしています。

今では、ミシュランシェフも愛用してもらえるほどの商品に成長しました。

これには、親友外国人のmarcさん(下記アドレスの左の人)が私どもの商品を見つけてくれ、海外で広めてくれた事も大きな功績でもあります。

/wp/michelin/





また、伝統的な醤油も大事ですが、守りに入っていては時代は、変わっていくのに新しい考え方も提案しなければいけないとも思い、

カレーに掛ける「カレー醤油」も考案しました。

非常識な商品ともとれる醤油ですが、潜在的にはカレーに醤油を使う人は多いんです。

実際 しょう油のアミノ酸成分が入ることにより、まろやかになるのは、使っていただいたら分かります。

ただ、それを特化して「使えるで~」「使ってみてよ!」と意志表示した品物なのです。



その他、地元の湯浅町で育った私の年代では、湯浅はしょう油の町という教育が、あまりなされていなかった!

そういう時代だったのかもしれませんが、町民の意識も低かったのです。

私は、これでは駄目だと思い、地元小学校に出向いて、しょう油造りを子供達と一緒に原料の大豆栽培から

食べるまでを2年間かけて教えに行ってます。

その活動は、7年間続けています。

生徒数は、延べ1000人にも達しているほどです。


この活動で、ヒントになって湯浅醤油「手づくりしょうゆキット」が誕生しました。





湯浅しょう油のすばらしさを知って欲しいと願い続けて活動していることが

結果的に、すべてマスコミさんの目にとまって取材対象になっています。



話した内容は、幾分か違うところも有りますが、こんな内容でしょうか

世界一の醤油をつくりたい 湯浅醤油有限会社 社長 新古敏朗のブログ


はじめは、何でも思うことから始まっています。(形は何も無い)

そして、その方向に少しづつ気づかずに進んでいると・・・・・


だんだん形が見えてきている



ぶれずに進む事 


(私の場合は、しょうゆ発祥の地の醤油を造り、世界に伝えたい!ってところです。)


この気持ちです!



夜に懇親会が有りました。
世界一の醤油をつくりたい 湯浅醤油有限会社 社長 新古敏朗のブログ

湯浅醤油(有)http://www.yuasasyouyu.co.jp

丸新本家http://www.marushinhonke.com  の新古です。

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