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食育 (しょうゆ・みそ造り)

  • 2011年3月7日マイ醤油完成まであと一歩

    湯浅醤油(有) http://www.yuasasyouyu.co.jp

    丸新本家   http://www.marushinhonke.com
    の新古です。

    今日 地元田村小学校5年生と田栖川小学校4年生がしょうゆ搾りをしました。



    昨年7月に仕込んだ ペットボトルのしょうゆのもろみを搾る日です。


    http://ameblo.jp/yuasasyouyu/entry-10583259399.html
    (田村小学校7月仕込み)

    http://ameblo.jp/yuasasyouyu/entry-10584841006.html
    (田栖川小学校7月仕込み)


    「やっと搾れる~」 、「美味しいかな」、「たのしみ~」


    「これしょうゆになるの?」


    みんなが待ち望んだしょうゆ搾りの日が来ました。世界一の醤油をつくりたい 湯浅醤油有限会社 社長 新古敏朗のブログ

    8ヶ月間ペットボトルで育てたマイ醤油です。


    思いも様々

    2人で一組になりお互い助け合って布の袋のに自分のモロミを入れます。

    世界一の醤油をつくりたい 湯浅醤油有限会社 社長 新古敏朗のブログ

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    もろみの入った袋をひもで縛っています。

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    テーブルの下にもろみ袋を吊し、落ちてきた「しょうゆ」をボールに集めます。

     

    美味しそうな醤油が出てきています。

    この後質問タイム~

    「味見したか~」

    「食べたら悪いと思ったのでしてない」


    「食べた~」 

    など返事が来ました。

    すかさず、

    「味見せんと分からんやろ 味見してみて~」

    「ちなみに他の子の味もみるんやで~」

    「どう? 違う?」

    「○○ちゃんのは、辛い~」


    「○○君は、○○など」

    味の違いを主張するようになってきます。

    そうなんです、ペットボトルごとに味が違うことを発見します。

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    何で味が違うのか

    上の黒板のようにたくさんの味がしょうゆの中に存在します。

    子ども達には、この味のブレンドで醤油ができることを説明

    どの味が出てくるか、人、環境、温度によって変わることを

    体験から学んでいきます。

    「色は?」

    「濁っている~」

    「何故?」 布の目より細かいものが、出てくるため濁る説明をする

    さまざまな質問と問いかけにより子ども達は、発見し勉強していきます。

    しょうゆは、奧が深いですよ~

    しかし、造ると面白い 意外と簡単です。

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    この状態で明日までしょうゆを垂らしてビンつめします。

    ちなみに袋に残ったもろみは、本当の意味の「食べるしょうゆ」で

    子ども達は、家に持って帰って刺身にのせて食べます。

    湯浅醤油有限会社では、この出前授業がヒントで

    手づくりしょうゆキットを販売しています。

    丸新本家HPより購入できます。

    http://marushinhonke.com/SHOP/A1109.html

     

     

  • 2011年2月26日出前授業の醤油 そろそろ発酵

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    先日小学校で仕込んだ醤油のモロミ


    そろそろ発酵してきます。


    今月はじめに、小学校でペットボトルにしょうゆを仕込みました。


    そろそろ、発酵が始まってくるので、


    安定するように酵母を入れてやるために、学校に行ってきました。



    現在のペットボトルは、約30本有りますが、その中でシュッと音がなったのが1本有りました。つまrこの一本は、発酵が始まっているということです。


    (ちなみに、夏場飲んでいたジュースがキャップをひねったら「シュッ」と鳴ることが


    無いですか? これは、発酵している可能性があります。)


    全部が、確実に発酵するために現在発酵しているもろみを少しだけ入れます。


    そうすると、引き継いで発酵するわけです。

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    今現在はこんな感じです。

    白い点々は、小麦の白いところです。

    ちなみに匂いは、麹ぽいと言うか、まだもう一つの香りです。
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    スケッチしています。

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    種のモロミを入れています

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    第7期 小学校 「しょうゆ醸造 1日目」  2011年2月2日

  • 2011年2月4日「しょうゆ醸造 3日目(仕込み完成)」  第7期 小学校     2011年2月4日

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    7期生(4年生)の湯浅しょうゆの麹つくり3日目(仕込み日)です。


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    出張授業の仕込み最終日 

     

      朝 蓋を明けると 麹が緑色に胞子が出ています。



      思わず歓声が上がります。 「わぁー!!」



         蓋の裏側は、麹の発熱による水滴でべとべとに濡れています。



         麹菌の活動の説明と変化、香り、味、温度など 



               こどもが体感できるセンサーを使って感じてもらいます。



        味は、良い香り?! 暖かく、 カビが出ているとか、


         いろいろな感想が出ます。

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    麹を秤で量って(700g)   ペットボトルに入れます。


      

        このとき麹から煙が出ます(胞子)  



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    これが、こうじのアップです。  (緑色は胞子)


       肉眼では、スポンジ状か糸の様なモノが見えています。

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    でも これを顕微鏡で150倍くらいで見ると


        菌糸が出ていて、先に胞子が着いているのが確認できます。

          

         

            そして、麹を動かしたりしたときに 煙のようなモノが出るのが、この胞子だと説明します。



    この状態は、先生達も初めて見る光景で 興味深い所です。



       現実に起こることを自分の目で確認できるのも、体験の醍醐味です。

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    ペットボトルに塩水と麹を入れて、良く撹拌してもらいます。

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    とりあえず、



       「完成」です。



    ここから1年間自分のペットボトルを面倒見てもらいます。



       子供達の世界一の醤油つくりが始まります。



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      給食を一緒に食べました。





  • 2011年2月2日第7期 小学校 「しょうゆ醸造 1日目」  2011年2月2日

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    の新古です。

    昨日は、6期の醤油搾りでしたが、次の学年のしょうゆ造りが始まりました。



    去年育てた、大豆を使って しょうゆの麹つくりです。


      4年生の生徒達です。




    小学校のこうじ(麹)つくり 「1日目」

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    前日に浸漬しておいた大豆を2時間ほど煮て、煮豆にしています。

    (煮豆の味、煮汁の味を確認、大豆の種類によっての味の違いも確認)


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      ざるに移して うちわで冷まして耳たぶくらいの温度にします。 

         (麹菌が高温に弱いのを知ってもらい、冷ます意味を伝えています)



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    こうじ菌を上皿天秤で計量しています。

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    分銅に一円玉を10枚使って 10gに設定しました。  (上皿天秤の使い方と1円玉の重さを認識)

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    こうじ菌と炒り小麦を混ぜています。

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    煮豆1kgに対して炒り小麦500gを混ぜて、発砲の皿に薄く載せます。

    (昔の麹蓋の代わりです)

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    発泡スチロールの箱の中に納めて フタをして今日の作業は、終了です。


       3日間寝かせて、ペットボトルに仕込みます。


    最終出来上がりは、1年後の予定です。



    子供達の目標は、昨日の先輩の醤油よりおいしいのを作る事です。




       もちろん「世界一の醤油つくり」です

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